臓器提供意思表示カードについて


・どこで手に入るのですか

 臓器提供意思表示カードは、各地方自治体の役所窓口、保健所、郵便局、運転免許試験所に設置されています。また、公的な施設以外にも、コンビニエンスストアなどに置かれています設置場所の詳細については下記リンク先をご参照下さい。

 また、現在ではネットで臓器提供の意思表示登録も可能です(日本臓器移植ネットワーク「臓器提供意思登録」)。


・どのように記入すれば良いのですか

 意思表示カードで臓器提供の意思を示す際には、選択肢の番号(1〜3)に○をした上で、必ず臓器の名称を○で囲む必要があります。臓器は「具体的な名称」で特定されなければなりません。
 その他の欄には「使える組織」もしくは「皮膚」「心臓弁」「血管」「骨」などと書くことができます(この欄は必ずしも記入の必要はありません)。記入法の詳細については、下記リンク先をご参照下さい。
 また、意思表示カードは臓器提供を強要するものではなく、臓器提供を拒否する意思表示もできます。そのために「ドナー(提供者)カード」ではなく、「(臓器移植に対する自分の)意思(を)表示(するための)カード」と呼ばれています。
 なお意思表示カードを、登録する必要はありません。また、カードを持ってることによって治療が変わったり、費用がかかることもありません。


・臓器提供の年齢制限や、病歴による制限はないのですか

 提供者の年齢は、おおよそ「心臓=50歳以下」、「肺=70歳以下」、「腎臓=70歳以下」、「膵臓=60歳以下」、「小腸=60歳以下」とされています。しかし個人差がありますので、この年齢を越えていても医学的判断により提供可能な場合もあります。逆に15歳未満の場合は、法律上の問題から(民法の遺言可能年齢)、本人の意思表示に基づく脳死下での臓器提供はできません。
 また、原則として全身性・活動性の感染症や、がん(治癒したと考えられる場合を除く)の場合は、提供できません。その他、各臓器別に細かい基準が設けられていますが、いずれにしても提供可能かどうかの最終的な判断は、臓器提供の際に行われる検査結果によります。
「意思表示カードを持つこと」については、何ら制限はございません(事前の検査なども必要ありません)。前述の通り、年齢や病歴、医学的な判断によって、実際には提供できない場合もありますが、「自分の意思の表明」のためのものでもありますし、もしかしたら臓器提供者になるかもしれない「カードを所持されている方」の状態も、日々変わっているためです。
 なお、角膜(眼球)は提供側の高年齢による制限はありません。老衰で亡くなられた方も、がんで亡くなられた方でも提供可能です。


・家族に署名してもらう必要はありますか

 カードにご家族の署名をもらうことは必須事項ではありません。しかし、実際に脳死下での臓器提供が行われる際は、「1. 本人自筆による記入漏れのない意思表示カード(あるいはそれに準ずる書面 )」、「2. 臓器提供が可能であるという医学的判断」の他に、「3. 家族の同意」が必須となります。例えば臓器提供の意思があることや、意思表示カードを持っていることをご家族が知らなかった場合は、善意が生かされない場合もあります。また、ご家族の反対があっても臓器提供はできませんので、「自分は臓器提供の意思を持っていること」、「意思表示カードは(例えば)定期入れに入れていつも持ち歩いていること」、「もし万が一の際には同意して欲しい」などといったことを、普段から話しあわれることが、大切なのです。
 なお、心停止後の角膜及び腎臓提供に関しては、本人の意思が不明な場合でも、ご家族の承諾があれば提供可能です。

本サイト内の「意思表示カード」関連情報

臓器意思表示カードの記入例
現在配られている「臓器意思表示カード」について、画像でその記入例を解説しています。
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臓器提供 Q&A
臓器提供意思表示カードとともに配布されているごく簡単な「Q&A」リーフレットのオンライン版です。
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臓器移植 Q&A(総合版)
本サイトによく寄せられる質問に対する「Q&A」集です。意思表示カードに関する解説もあります。
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インターネット上の「意思表示カード」情報

意思表示カードについて日本臓器移植ネットワーク
 
インターネットによる、意思表示カードや設置などの紹介・送付申し込みのページ。
 
http://www.jotnw.or.jp/donation/donorcard.html

臓器移植に関する世論調査内閣府
 
内閣府による、臓器移植に関する世論調査の結果 (平成18年11月調査)。カードの周知状況などについても掲載。
 http://www8.cao.go.jp/survey/h18/h18-isyoku/index.html



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